
SEOキーワード選定において、検索ボリュームの大きさだけで候補を抽出すると、自社の商品・サービスや検索意図にそぐわない語句まで残ってしまいます。
成果に直結するキーワードへ絞り込むには、ユーザーニーズと自社との関連性を的確に捉え、競合状況から優先順位を判断して適切なページへ反映させることが不可欠です。
この記事では、検索ボリュームに依存しないキーワード選定の考え方と、成果を最大化するための具体的なステップを解説します。
SEOキーワード選定を始める前に決める内容
SEOキーワードの調査を始める前に、まずは「SEOで達成したい目標」と「対象となる範囲」を決めておきましょう。
あらかじめ基準を定めておけば、関係のない検索需要に振り回されず、後から洗い出したキーワードを自社との関連性に沿ってスムーズに絞り込めるようになります。
本章では、キーワード選定を成功させるための前提条件として、事前に定めておくべき内容を解説します。
SEOで獲得したいユーザーと成果を明確にする
キーワード選定の第一歩として、検索エンジンから集客したいターゲット層と、サイト到達後に期待するアクションを明確にします。
「とにかくアクセスを増やす」といった抽象的な目的では、優先すべき検索ニーズを見極めることができません。
自社商材との接点を具体化し、SEOで獲得すべきユーザー像を的確に絞り込むことが重要です。
初めに整理しておくべき要件は次のとおりです。
どのような悩みや目的を持つ人を集めたいのか
どの商品やサービスへの流入を増やしたいのか
問い合わせ、資料請求、申し込み、購入のうち、どの行動につなげたいのか
検索経由の行動から、商談、受注、売上のうち、どの成果を重視するのか
たとえば、「コンバージョンの獲得」を目的とする場合と、「認知形成」を目的とする場合では、対策すべきキーワードの性質が根本的に異なります。
ユーザーの抱える課題に対して自社商材がどう貢献できるかまで具体化しておくことで、検索ボリュームのみに依存しない精度の高いキーワード抽出が可能になります。
キーワードを割り当てるサイト内の範囲を決める
本格的なキーワード調査へ移行する前に、サイト内のどこまでを今回の「調査対象とする領域」に含めるかを明確に定義しておく必要があります。
対策を優先する商品・サービスやページ群をあらかじめ限定することで、事業と関連性の低い検索需要を初期段階で確実に除外できます。
どの範囲を対象にキーワードを探すかは、SEOの目的によって異なります。
まずは獲得したい流入の性質に合わせて、以下の3パターンから調査範囲を設定しましょう。
| 調査範囲 | 選定するキーワード |
| サイト全体 | 複数の商品・サービスを含め、サイト全体で狙うSEOキーワード |
| 特定の商品・サービス群 | 一つの事業やカテゴリに関係するキーワード |
| 特定のコンテンツ群 | お役立ち情報や記事で狙うキーワード |
この初期段階において、それぞれのキーワードをどのページに割り当てるかまで細かく決定する必要はありません。
まずは今回のSEOで注力する領域を明確にし、その範囲に関連する検索需要だけを効率的に洗い出せる状態を作っておくことが重要です。
キーワード候補を洗い出す手順
キーワード候補の洗い出しでは、自社商材に関連する語句を起点とし、ユーザーが実際に検索する表現へと段階的に広げていきます。
初期段階から検索ボリュームや競合性で絞り込むことは避け、まずは検索ニーズと結びつく語句を網羅的に収集することが重要です。
のちの工程で検索意図や関連性を正確に精査できるよう、各キーワードが「どの情報源から抽出したものか」も併せて記録しておきましょう。
ここからは、キーワード候補を網羅的に集めるための具体的なプロセスを解説します。
商品・サービスとユーザーの課題から軸キーワードを出す
軸キーワードには、自社の商品・サービスそのものを表す言葉と、ユーザーが抱える課題や目的に関連する言葉の双方を設定します。
商品名やサービス名だけを起点にすると、まだ自社商材を認知していない潜在層の検索ニーズを取りこぼしてしまうためです。
具体的には、以下の順番で軸となるキーワードを抽出していきます。
商品名やサービス名から軸になる言葉を挙げる
その商品・サービスで解決できる内容を書き出す
悩みや課題を解決した先の目的から関連する言葉を出す
実際にユーザーが使う言葉があれば候補へ加える
ここで注意すべきは、自社で使い慣れた専門用語と、ユーザーが実際に検索窓へ打ち込む言葉とのズレです。
リストアップを行う際は、提供者目線の呼び方だけでなく「顧客ならこの課題をどんな言葉で検索するか」というユーザー視点の表現まで言語化して含めてください。
サジェストや関連検索から候補を広げる
軸となるキーワードを設定した後は、検索エンジンのサジェスト機能や関連検索を活用し、候補となる語句をさらに拡張していきます。
これは、提供側の視点だけでは想定しきれないユーザー独自の言い回しや、軸キーワードと併せて検索される周辺テーマを発見するのに非常に有効な手法です。
ツールを用いて候補を広げる際は、表示された語句の裏側にどのような検索ニーズが隠れているかを常に意識しながら確認を進めましょう。
なお、サジェストと関連検索では取得できる語句の性質が異なります。
以下を参考に候補を収集してください。
| 表示される情報 | 候補として拾える内容 |
| サジェスト | 軸キーワードと組み合わせて検索される語句 |
| 関連検索 | 軸キーワードに近いテーマや別の言い回し |
軸キーワードから派生する検索ニーズを網羅的に抽出し、後の工程で検索意図を正確に整理・分類できる状態を作っておくことが重要です。
Search Consoleや競合サイトから検索語句を探す
すでにWebサイトを運用している場合、Google Search Consoleの「クエリ」を確認することで、実際の検索結果に表示されたリアルな語句をデータとして抽出できます。

一方、競合サイトの分析では、相手のページタイトルや掲載テーマに使われている語句のうち、自社の候補から漏れていた言葉を新たなキーワードとして発掘することが可能です。
これら2つの情報源は、取得できる語句の性質が明確に異なります。
競合サイトからキーワードを拾い上げる際は、単なる模倣にならないよう注意が必要です。
自社の商材やユーザーの課題と照らし合わせ、自社が本当に対策すべき関連性の高い語句のみを候補として抽出してください。
検索意図ごとにキーワードを分類する
洗い出したキーワード候補は、実際の検索結果に表れるユーザーの検索目的(検索意図)を基準に分類していきます。
表面上は同じ単語を含むキーワードであっても、ユーザーが求める情報が異なれば、別々のページに分けて対策する必要があります。
この章では、検索結果からユーザーの目的を読み解くステップと、それらをグループ化して整理するまでの具体的な手順を解説します。
検索結果からユーザーが求める情報を読み取る
ユーザーの検索意図は、上位ページに共通して書かれている中心的なテーマまで深く読み解く必要があります。
たとえ同じ解説記事であっても、「言葉の意味を知りたい層」と「具体的な手順を知りたい層」とでは、求めているコンテンツの中身が根本的に異なるためです。
実際の検索結果を分析する際は、以下のように上位ページの中心的な内容からユーザーの目的と紐付けて分析してください。
| 上位ページで中心となっている内容 | 読み取れるユーザーの目的 |
| 用語の意味や仕組み | 対象について理解したい |
| 実施する手順 | 具体的な進め方を知りたい |
| 商品やサービスの違い | 選択肢を比較したい |
| 商品やサービスの詳細 | 購入や利用を検討するための情報を知りたい |
上位ページに複数の内容が混在している場合は、少数のページだけで判断せず、検索結果全体で共通して求められている本質的なニーズを慎重に読み取ってください。
同じ検索意図のキーワードをグループ化する
ユーザーの検索意図が共通するキーワードは、表面的な表記や語句が異なっていたとしても、1つのページで対応すべき範囲として同じグループに統合します。
以下の手順でキーワード同士を比較・分類しながらグループ統合を進めていきましょう。
それぞれのキーワードで上位表示されるページの種類を比べる
上位ページで中心となっている内容が共通しているか確かめる
ユーザーが最終的に知りたいことが同じか判断する
同じページで応えられるキーワードを一つのグループへまとめる
一方、検索結果の傾向やユーザーが求める情報に明確な差異があるキーワードについては無理に統合せず、それぞれ独立したグループとして切り分けて整理します。
SEOキーワード選定で見るポイント
SEOキーワードの選定では、単に検索ボリュームの大きさだけで採用を判断せず、自社との関連性や検索需要を多角的に評価する必要があります。
競合サイトとのパワーバランスや、ユーザーがコンバージョンにどれほど近いかという距離感も、選定時に見極めるべき重要な指標です。
単一のデータに依存するのではなく、複数の視点からキーワードの特徴を客観的に整理していきましょう。
ここからは、候補を絞り込む際に必ずチェックしておきたい評価のポイントを解説します。
自社の商品・サービスとの関連性
検索ユーザーが抱える課題に対し、自社の商品・サービスで明確な解決策を提示できるキーワードは顧客との強力な接点となります。
ここで各候補を評価する際に重要なのは、「ユーザーが求めている情報」と「自社が提供できる専門性」がしっかりと合致しているかを見極めることです。
具体的には、以下の観点からキーワードと自社との関連性をチェックしましょう。
検索回数が多いキーワードは一見魅力的に見えますが、自社でニーズを満たせない語句は候補から除外してください。
検索ボリュームと検索需要の傾向
検索ボリュームは、各キーワードにおける検索ニーズの規模を客観的に測るための重要な指標です。
また、単月の数値だけでなく過去からの需要の推移を分析することで、そのキーワードが「一時的なトレンド」なのか「継続的なニーズがあるテーマ」なのかを見極めることができます。
検索需要を正しく評価するために、実務では以下のデータをセットで確認しましょう。
| 確認する項目 | 比べる内容 |
| 月間検索ボリューム | 同じ取得条件で候補同士の検索回数を比べる |
| 検索需要の推移 | 同じ期間で検索回数の変化を比べ、時期による増減を確かめる |
需要の規模と時期による変動は、それぞれ独立した指標として客観的に分析する必要があります。
競合性と上位表示の難易度
上位表示の難易度は、検索結果の上位を占める競合ページと、自社サイトで用意できる情報との差分から客観的に判断します。
具体的には、上位陣が共通して網羅している内容に対して、自社が同じ検索意図へどこまで的確に応えられるかを比較・検証します。
各候補の難易度を測る際は、以下の項目に沿って競合と自社を見比べましょう。
| 比べる内容 | 上位ページ・サイトで調べる内容 | 自社サイトで調べる内容 |
| 検索意図への回答 | 検索する人の疑問や目的に対して共通して説明されている内容 | 同じ検索意図に応えられる情報を掲載できるか |
| 情報の具体性 | 上位ページでどこまで具体的に説明されているか | 自社の知識や情報を使って同程度まで具体的に説明できるか |
| 関連ページの充実度 | 同じテーマに関係するページがサイト内にどの程度あるか | 関連する既存ページを自社サイト内にどの程度掲載しているか |
上位ページとの間に扱う情報量や専門性の大きな差があるキーワードの場合、単に新しいページを作成するだけでは競合と同等の評価を得ることは困難です。
上記の項目に沿って「検索結果の傾向」と「自社で用意できる情報」を客観的に比較することで、候補ごとの上位表示の現実的な難易度を正確に見極めることができます。
問い合わせや購入までの距離
自社の商品・サービスに関連するキーワードであっても、検索時点でユーザーが抱えている課題の深さによって、コンバージョンに至るまでの距離は大きく異なります。
実際の検索語句には、ユーザーがまだ漠然と情報収集をしている段階なのか、それとも具体的な商材や依頼先を比較検討している段階なのかという「検討フェーズ」が顕著に表れます。
キーワードが持つコンバージョンへの近さを測るため、ユーザーの検索意図を以下の3つの段階に整理して評価しましょう。
疑問や悩みを解決するための情報を集めている
具体的な選択肢を比べている
問い合わせや購入を具体的に検討している
検索ボリュームが少ないキーワードであっても、具体的な商品や解決策を探している語句は、コンバージョンに直結する成果に近い検索ニーズを内包しています。
検索語句からユーザーの真の目的を読み解き、ビジネス成果への近さも選定時の重要な評価軸として組み込みましょう。
選定候補に優先順位を付ける
キーワードの優先順位を決定する際はまず、ユーザーの検索意図とビジネス成果への近さを基準に、対策すべきキーワードを厳選します。
その後、残った候補に対して競合状況と自社サイトの現状を照らし合わせ、具体的な着手スケジュールを決定するといった流れが最も確実です。
ここからは、優先順位を論理的に決定するための具体的な2つのステップを解説します。
検索意図との一致度と成果への近さで候補を絞る
キーワード候補を絞り込む際は、分類済みの検索意図を活用し、自社が獲得したいターゲット層の目的と合致する語句のみを厳選します。
そのうえで、コンバージョンに直結しやすい候補と、情報収集にとどまっている候補とを明確に区別して評価することが重要です。
実際の絞り込み作業は、以下の手順で進めていきます。
検索意図が合わない語句は、この段階で外す
残した候補の中から、成果につながりやすい語句の優先度を上げる
自社の商品・サービスに関心を持つユーザーへ届けたい内容と合う場合は残す
問い合わせや購入に近い表現を含んでいても、自社が狙う検索意図と合わない場合は除外する
キーワードを絞り込む第一段階において重要なのは、単にコンバージョンに近いかどうかではなく、「ユーザーの検索意図が自社の提供価値と完全に一致しているか」を最優先に評価することです。
競合性と自社サイトの現状から着手順を決める
キーワード候補を絞り込んだ後は、「競合との差」と「自社サイトにおける既存情報の有無」の2軸を掛け合わせて具体的な着手順を決定します。
競合の強さだけで順番を決めてしまうと、自社にすでに関連ページや情報があり、すぐに上位表示を狙えるテーマまで後回しになるという機会損失が生まれるためです。
効率よく施策を進めるための着手順は、各候補の状況に応じて次のように整理できます。
| 自社サイトの現状 | 上位ページとの差 | 着手順 |
| 関連する既存ページや情報がある | 小さい | 早めに着手する |
| 関連する既存ページや情報がある | 大きい | 差を埋められる内容を用意できるか確かめて判断する |
| 関連する情報が少ない | 小さい | 必要な情報を用意できるか確かめて順番を決める |
| 関連する情報が少ない | 大きい | 他の候補より後に着手する |
競合の強さという外部要因と、自社サイトの現状という内部要因の両方を掛け合わせて評価することで、初めて無理や無駄のない効率的な着手スケジュールを組むことができます。
選定したキーワードをページへ割り当てる
選定したキーワードは、「どのページで、どの検索意図に応えるか」を整理して割り当てるのが基本の進め方です。
キーワードとページの対応関係をあらかじめ決めておくことで、それぞれのページが果たすべき役割を明確にすることができます。
ここからは、キーワードを実際のページへ適切に割り当てていくための具体的な手順を解説します。
1ページにまとめるキーワードの範囲を決める
すでにグループ化したキーワードが、一つのページへ割り当てる単位です。
グループ内では、ページの中心となるキーワードを決め、そのページで説明する関連キーワードの範囲を決めます。
グループ内のキーワードは、次の順番で割り当てます。
そのページで主に狙うキーワードを一つ決める
中心となるキーワードと検索意図が同じ語句をまとめる
別の情報を求めている語句は同じページへ含めない
このように検索意図を基準にキーワードを整理し1ページに含める範囲が明確になったら、次はそのキーワード群を実際のページへどのように反映させるかを決めていきます。
既存ページを改善するか新規ページを作るか判断する
キーワードの割り当て先を決める際は、新規作成の前に既存ページを活用できないか確認しましょう。
既存ページと新規ページのどちらを選ぶかは、現在のページと新しいキーワードの検索意図が一致しているかどうかによって決まります。
状況に応じた具体的な対応については、以下を参考にしてください。
| 既存ページの状態 | 対応 |
| 今回のキーワードと検索意図が一致し、既存の内容を活かして不足する情報を追加できる | 既存ページを改善する |
| 近いテーマのページはあるが、検索意図が異なる | 新規ページを作る |
| 対応する既存ページがない | 新規ページを作る |
既存ページを改修する場合も、新規作成する場合も、「1ページ=1つの検索意図」にすることが鉄則です。
テーマが似ているからと安易にキーワードをまとめず、必ず検索意図が一致しているかを基準に判断してください。
複数ページで同じ検索意図を狙う重複を防ぐ
キーワードの割り当てで注意すべきは、他のページとの「検索意図の重複」です。
複数のページが同じ検索意図を狙ってしまうと、検索エンジンからの評価が分散し、かえって上位表示が難しくなる原因になります。
※この状態を「カニバリゼーション」といいます
こうしたテーマの重複を防ぐために、割り当て作業に入る前に次の内容を整理してください。
既存ページで狙っている検索意図と、新しく割り当てるキーワードの検索意図を照らし合わせる
同じ検索意図を持つページが複数ある場合は、どのページで狙うかを決める
どのキーワードをどのページへ割り当てたか一覧に残す
これらの手順を踏んで割り当て先を整理しておくことで、意図せぬカニバリゼーションを防ぎ、各ページが検索エンジンから正しく評価される土台が整います。
キーワードの選定とページへの反映が完了してコンテンツを公開した後は、実際のデータをもとに定期的な見直しを行っていきましょう。
選定後にキーワードを見直す
キーワードは選定して終わりではなく、コンテンツ公開後に実際のデータをもとに定期的に見直すことが重要です。
Search ConsoleとGA4のデータを分けて分析し、検索意図や競合状況も加味した上で、キーワードの改善・維持を判断します。
以降では、公開後の見直しに欠かせない具体的な手順を解説します。
Search Consoleで表示回数・クリック数・掲載順位を比べる
Search Consoleでは、キーワードやページごとに表示回数・クリック数・掲載順位の推移を分析します。
正確な成果を測るため、比較する期間は必ず同じ長さにそろえて数値を比較しましょう。
各指標から読み取れる内容は以下のとおりです。
一つの指標だけで原因を判断するのではなく、これら3つの変化を掛け合わせて次に改善すべきキーワードやページを絞り込みましょう。
Search Consoleで検索結果上の変化を把握できたら、次はGA4を使ってサイト流入後の成果を調べていきます。
自然検索からの流入とコンバージョンをGA4で調べる
GA4では、自然検索から訪れたユーザーの流入数とコンバージョン数をランディングページごとに調べます。
Search Consoleのときと同様に、比較する期間の長さを必ずそろえ、自然検索流入とコンバージョンの変化をそれぞれ別々に評価しましょう。
GA4で確認すべき内容は以下のとおりです。
これら2つのツールは測定基準が異なるため、数値を直接比べるのではなく、それぞれの変化を掛け合わせて分析することが重要です。
検索意図や競合の変化に合わせて優先度を更新する
キーワードの優先度は一度決めたら終わりではなく、実際の検索結果や流入後の成果に応じて定期的に見直す必要があります。
時間が経って検索意図や上位の競合ページに変化が起きると、現在のページ内容がユーザーの求める情報と合わなくなってしまうためです。
具体的な優先度の更新は、以下の手順に沿って進めましょう。
対象キーワードの検索結果を調べ、現在の検索意図とページ内容が合っているか確かめる
上位ページと自社ページを比べ、以前より差が広がっていないか調べる
Search Consoleで検索結果上の変化を調べ、GA4で自然検索流入とコンバージョンの変化を確かめる
検索意図とのずれや競合との差がある場合、または検索結果上の数値や流入後の成果が下がっている場合は改善内容を検討する
検索意図とページ内容が合い、検索結果上の数値と流入後の成果を維持できている場合は現在の内容を維持する
自社の商品・サービスとの関連性や成果への近さが低くなった場合は、ほかの候補より優先度を下げる
キーワードやページに変更を加えた際は、実施内容やページへの反映日を忘れずに記録に残してください。
変更後のデータが十分に蓄積したタイミングで再度評価を行うことで、施策前後の成果を正確に比較できるようになります。
まとめ
SEOキーワード選定では、検索意図と自社との関連性を踏まえて候補を絞り、競合との差や成果への近さから取り組む順番を決めることが大切です。
その判断を実際のページへの割り当てまで繋げ、どのキーワードをどのページで狙うのかを明確にしましょう。
また、ページを公開した後は、実際の検索結果や流入データをもとに選定時の判断を定期的に見直します。
選定して終わりにせず、ユーザーの反応に応じて柔軟に優先度を更新していくことで、継続的なSEOの成果を得られます。
株式会社トモシビでは、アクセス解析データをもとにサイトやSEOの課題を特定し、成果につなげるサポートを行っています。
適切なキーワードの選び方や、公開後のデータ分析・改善方針についてお困りの際は、いつでもお気軽にお問い合わせください。



