Googleマイビジネスの流入分類は?
オーガニック検索の集客で「Googleマイビジネス」を紹介しました。
Googleマイビジネスは検索結果画面に表示がされるため、「Organic Search」の流入に分類されることは十分におわかりだと思います。
しかし、気をつけなければならないことは「Organic Search」には分類されますが「Googleマイビジネス」からの流入とは計測されない、ということです。
Googleマイビジネスからの流入は、Googleアナリティクスでは以下のように計測されます。
【Googleマイビジネスの流入】
チャネル:Organic Search
参照元 / メディア:google / organic
これは、Google検索(自然検索)から流入してきた場合と同様の計測です。
つまり、Googleマイビジネスは導入したものの、Googleアナリティクス上の「Organic Search」が「Google検索(自然検索)」による流入か、「Googleマイビジネス」による流入かどうかの判断ができないことを意味しています。
どちらも検索エンジンからの流入に違いはありませんが、せっかくなら流入を特定してGoogleマイビジネスの成果を確認したいと思うはずです。
そんな時にはパラメーターを使って、集客の分類を仕分けして分析しやすくしましょう。
Googleマイビジネスもパラメーターを使って流入を特定
- 「Campaign URL Builder」内の必須項目に以下を設定します。
【Website URL】飛ばしたいリンク先(任意)
【Campaign Source】gmb(任意)
【Campaign Medium】「organic」を指定
【Campaign Name】キャンペーン名(任意)
※筆者はCampaign Sourceを「gmb(Google My Business)」としていますが、わかりやすい任意の名前で結構です。
[図表159]
- 生成されたパラメーター付きURLをコピーし、Googleマイビジネスにログインします。
- 左メニュ「情報」をクリックし、表示された画面内のURL部分をパラメーター付きURLへと書き換えれば作業は完了です。
[図表160] - 「Googleアナリティクス > 集客 > すべてのトラフィック > 参照元 / メディア」レポートにて、画像のようにGoogleの「自然検索」と「Googleマイビジネス」の分類を分けて表示されていることがわかります。
[図表161]
Googleマイビジネスの流入が特定できれば効果検証も可能に
Googleマイビジネスからの流入が特定できるようになれば、Googleマイビジネスで手を加えた「ビジネス情報」や「画像」の反応が良いのかを検証することができるようになります。
自動的に分類がされない流入経路もパラメーターを使えば解決できます。集客の解析のためにもパラメーターを使って適切な分類にすることがアクセス解析の事前準備としても重要です。