行動で分けてデータを見れば、ユーザーの傾向も見える
フィルタ機能は表の中での絞り込みでしたが、行動で絞り込みができる「セグメント」機能もあります。
例えば、Googleアナリティクスにデフォルトで用意されている「コンバージョンに至ったユーザー」「コンバージョンに至らなかったユーザー」、この2つのセグメントを設定することにより、コンバージョンしやすいユーザーや集客経路の傾向を把握することができます。
また、「直帰したセッション」「直帰しなかったセッション」のセグメントを設定することで、どのようなユーザーが直帰する傾向が高いのか、どのような流入経路が直帰しにくい傾向にあるのか、このような気づきを得ることができるようになります。
より高度な絞り込みを実現するカスタムセグメント
「こういう行動が起きたセッション」「こういう行動を起こしたユーザー」のように、行動でグルーピングしてより細かい挙動を把握することができるセグメントですが、自分でオリジナルのセグメントを作ることもできます。
例えば「よくある質問ページを見たセッション」や「申し込みフォームにたどり着いたユーザー」はもちろんのこと、「AページからBページに遷移したユーザー」のように、特定ページから次の特定ページへ遷移した場合の様に、細かく行動を指定してグルーピングすることができます。
セグメント機能を使うことにより、デフォルトの分析結果だけでは気づくことができなかった高度な分析が実現できます。
[図表85]