Googleタグマネージャー(GTM)の公開方法を解説

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Googleタグマネージャー(GTM)は、Webサイトのタグを簡単に管理できる便利なツールです。
GTMを使えば、プログラミングの知識がなくても、タグの追加や変更が簡単にできます。

このガイドでは、GTMの基礎知識から、設定方法、タグの管理、トリガーの設定、コンテナのバージョン管理、プレビュー機能の使い方、トラブルシューティング、そして効果的なマーケティング戦略まで、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事を読めば、GTMを活用してWebサイトのパフォーマンスを向上させる方法が理解できるでしょう。

GTMのアカウント作成と設定方法

レクチャー

アカウントの作成手順

まず、Googleタグマネージャー(GTM)のアカウントを作成するためには、Googleアカウントが必要です。
Googleアカウントを持っていない場合は、先に作成しておきましょう。
以下に、GTMアカウント作成の手順を説明します。

  1. GTMの公式サイトにアクセスします。以下のリンクからアクセスできます:Googleタグマネージャー.
  2. Googleアカウントでログインします。
  3. 「アカウントを作成」をクリックします。
  4. アカウント名を入力します。これは自分がわかりやすい名前で構いません。
  5. 使用する国を選択し、「共有データ設定」に同意するかどうかを選びます。
  6. 「続行」をクリックします。
  7. 「コンテナを作成」の画面が表示されるので、コンテナ名を入力します。コンテナとは、タグを管理するための入れ物です。通常、サイト名を入力します。
  8. コンテナの使用場所を選択します。「ウェブサイト」を選び、「作成」をクリックします。

初期設定のポイント

アカウントを作成した後、次に初期設定を行います。
以下は、初期設定のポイントです。

1. コンテナコードの設置

GTMは、サイトにコンテナコードを設置することで機能します。
このコードをウェブサイトの全ページに追加します。

  • コンテナコードは、GTMのダッシュボードから取得できます。
  • 取得したコードを、あなたのWebサイトの<head>タグの直後と<body>タグの直後に貼り付けます。
<!-- Google Tag Manager -->
<script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start': 
new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0],
j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l:'';j.async=true;j.src=
'https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f);
})(window,document,'script','dataLayer','GTM-XXXX');</script>
<!-- End Google Tag Manager -->

2. タグの追加

初期設定が完了したら、次にタグを追加します。
タグとは、特定の機能を実行するための小さなコードです。例えば、Googleアナリティクスのタグを追加して、訪問者の行動を追跡します。

  1. GTMのダッシュボードで「新しいタグを追加」をクリックします。
  2. タグの種類を選び、必要な設定を入力します。
  3. 「トリガーを設定」をクリックし、タグが発動する条件を設定します。
  4. 「保存」をクリックします。

設定時の注意点と対策

GTMの設定時にはいくつかの注意点と、それに対する対策があります。

1. データの二重計測に注意

同じページに複数のタグがあると、データが二重に計測されることがあります。
これを防ぐためには、各タグが一度だけ発動するように設定します。

GTMの「トリガー」設定で、特定のページビューやイベント発生時にのみタグが発動するように制限しましょう。

2. トリガーの正確な設定

トリガーが正確に設定されていないと、タグが正しく発動しません。
トリガーは、特定の条件が満たされたときにタグを発動させるためのルールです。
トリガーの設定は慎重に行い、テスト環境で動作を確認してから本番環境に適用します。

3. プレビュー機能の活用

タグの設定が完了したら、公開前にプレビュー機能を使ってタグが正しく動作しているか確認します。
プレビュー機能を使うと、実際にタグが発動するかどうかを事前に確認できます。

  1. GTMのダッシュボードで「プレビューモード」を有効にします。
  2. 自分のサイトにアクセスし、タグの動作を確認します。
  3. 問題があれば、設定を見直して再度プレビューします。

GTMのアカウント作成と設定方法についての理解を深め、正確に設定することで、効果的にウェブサイトの管理ができるようになります。

タグの追加と管理:基本設定から公開まで

ノートパソコンを持つ男性

タグとは何か?その役割

タグとは、Webサイトに特定の機能を追加するための小さなコードのことです。
例えば、訪問者の行動を追跡するためのGoogleアナリティクスや、広告の効果を測定するための広告タグなどがあります。
タグは、ページビューの計測、クリックイベントの追跡、フォーム送信の確認など、さまざまな目的で使用されます。

タグの役割

  • データ収集: 訪問者の行動を記録し、Webサイトのパフォーマンスを分析する。
  • 広告の最適化: 広告キャンペーンの効果を測定し、最適化する。
  • カスタマーエクスペリエンスの向上: ユーザーの行動データを基に、より良い体験を提供する。

タグの追加方法と具体例

GTMを使用すると、タグの追加が簡単に行えます。以下に、具体的な手順を示します。

1. GTMダッシュボードにログイン

まず、GTMのダッシュボードにログインします。ログイン後、対象のコンテナを選択します。

2. 新しいタグの追加

  1. GTMダッシュボードの「タグ」セクションに移動します。
  2. 「新しいタグを追加」をクリックします。
  3. 「タグの設定」エリアで「タグの設定を選択」をクリックし、使用するタグテンプレートを選びます。例えば、Googleアナリティクスのタグを追加する場合は、「Google アナリティクス: ユニバーサル アナリティクス」を選択します。

3. タグの設定

  1. タグのタイプを選択した後、必要な情報を入力します。Googleアナリティクスの場合、トラッキングIDを入力します。
  2. 「トリガー」を設定します。トリガーは、タグが発動する条件を指定するもので、「すべてのページビュー」や「特定のボタンがクリックされたとき」などがあります。

4. タグの保存

  1. タグとトリガーの設定が完了したら、「保存」をクリックします。
  2. 保存後、GTMダッシュボードの「送信」ボタンをクリックし、変更内容を公開します。

具体例: Googleアナリティクスのタグ追加

  1. タグテンプレートの選択: 「Google アナリティクス: ユニバーサル アナリティクス」
  2. トラッキングIDの入力: UA-XXXXX-Y
  3. トリガーの設定: 「すべてのページビュー」
  4. タグの保存と公開

タグの公開と管理の流れ

タグの追加が完了したら、次はタグの公開と管理を行います。
以下の手順に従って、タグを公開し、管理します。

1. タグの公開

  1. GTMダッシュボードで「送信」ボタンをクリックします。
  2. 「バージョンの作成」画面が表示されるので、変更内容に関する簡単な説明を入力します。これにより、後で何を変更したかを簡単に確認できます。
  3. 「公開」をクリックします。

2. タグの管理

タグを追加して公開した後は、定期的に管理する必要があります。管理のポイントは以下の通りです。

タグの管理ポイント

  • 定期的なチェック
    タグが正しく動作しているかを定期的に確認します。特に、Webサイトの更新や変更後に確認することが重要です。
  • トリガーの見直し
    トリガー設定が適切かどうかを確認し、必要に応じて調整します。
  • デバッグモードの使用
    GTMにはデバッグモードがあり、タグの動作を確認するのに役立ちます。デバッグモードを有効にすると、タグがどのように動作しているかを詳細に確認できます。

3. 問題が発生した場合の対策

タグの動作に問題が発生した場合、以下の手順で対策を講じます。

問題対策手順

  • トリガーの再確認
    タグが発動する条件が正しく設定されているかを再確認します。
  • タグの設定確認
    タグの設定が正しく行われているかを確認します。特に、入力した情報や選択したオプションに間違いがないかをチェックします。
  • GTMのヘルプセンター利用
    Googleタグマネージャーの公式ヘルプセンターには、よくある問題とその解決策が掲載されています。問題が解決しない場合は、ヘルプセンターを利用します。

タグの追加と管理を適切に行うことで、Webサイトのデータ収集や広告の効果測定が効果的に行えるようになります。正確なデータに基づいてWebサイトの改善を図りましょう。

GTMデータレイヤーの基礎については下記で詳しく紹介しています。

トリガーの設定と管理方法:サイトの動作を制御する

パソコンを操作する男性

トリガーの基本説明

トリガーとは、Googleタグマネージャー(GTM)で特定の条件が満たされたときにタグを発動させるルールのことです。
トリガーを使うことで、特定のページが表示されたり、ボタンがクリックされたりした際に、タグを発動させることができます。これにより、サイトの動作を制御し、正確なデータ収集や広告の効果測定を行うことができます。

トリガーの役割

  • ページビューの計測: ユーザーが特定のページを閲覧した際に発動。
  • イベントの追跡: ボタンのクリックやフォームの送信など、特定のアクションが行われた際に発動。
  • カスタムイベントの発動: 特定の条件に基づいてカスタムイベントを作成し、タグを発動。

トリガー設定の具体的手順

トリガーを設定する際には、GTMのダッシュボードを使います。以下は、トリガー設定の具体的な手順です。

1. トリガーの作成

  1. GTMダッシュボードにログインします。
  2. 「トリガー」セクションに移動し、「新しいトリガーを追加」をクリックします。
  3. トリガーの名前を入力します。名前は後でわかりやすいように付けます。

2. トリガーのタイプを選択

GTMでは、さまざまなトリガータイプが用意されています。以下に代表的なトリガータイプを示します。

  • ページビュー: 特定のページが表示されたときに発動。
  • クリック: ボタンやリンクがクリックされたときに発動。
  • フォーム送信: フォームが送信されたときに発動。
  • カスタムイベント: 特定のカスタムイベントが発生したときに発動。

3. トリガーの条件を設定

トリガーのタイプを選択した後、トリガーが発動する条件を設定します。例えば、ページビューのトリガーの場合、特定のURLが表示されたときに発動するように設定します。

例: 特定のページが表示されたときに発動

  • トリガータイプ: ページビュー
  • 条件: URLがhttps://example.com/successに一致する

4. トリガーの保存

トリガーの設定が完了したら、「保存」をクリックしてトリガーを保存します。
保存後、このトリガーを使用してタグを設定できます。

トリガーの管理と確認方法

設定したトリガーは、定期的に管理し、正しく動作しているか確認することが重要です。

1. トリガーの確認方法

GTMには、トリガーが正しく設定されているか確認するためのプレビューモードがあります。このモードを使うと、実際にトリガーが発動するかどうかをテストできます。

プレビューモードの使用手順

  1. GTMダッシュボードで「プレビュー」ボタンをクリックします。
  2. 自分のサイトにアクセスすると、プレビューモードが有効になります。
  3. トリガーが発動する条件を満たすアクションを行い、タグが正しく発動するか確認します。

2. トリガーの管理ポイント

トリガーを管理する際には、以下のポイントに注意します。

トリガー管理のポイント

  • 定期的なレビュー
    トリガーが正しく動作しているかを定期的に確認し、必要に応じて設定を調整します。
  • 変更時の確認
    Webサイトの内容を変更した際には、トリガー設定も見直して、タグが正しく発動するか確認します。
  • デバッグモードの活用
    デバッグモードを使って、トリガーの設定や動作を確認します。

3. トリガーの修正方法

トリガーに問題がある場合や、条件を変更したい場合は、以下の手順で修正します。

トリガーの修正手順

  1. GTMダッシュボードで「トリガー」セクションに移動します。
  2. 修正したいトリガーを選択し、「編集」をクリックします。
  3. 条件や設定を変更し、「保存」をクリックします。

トリガーを正しく設定し管理することで、Webサイトの動作を制御し、効果的なデータ収集やマーケティング施策が可能になります。
GTMのトリガーを活用して、Webサイトのパフォーマンスを向上させましょう。

コンテナの設定とバージョン管理:変更を簡単に

ポイント

コンテナの役割と作成方法

コンテナとは、Googleタグマネージャー(GTM)内でタグ、トリガー、変数を一括管理するための入れ物のことです。コンテナを使用することで、Webサイトに追加する各種タグを一元管理しやすくなります。

コンテナの役割

  • タグの一元管理: すべてのタグを一つの場所で管理できる。
  • 簡単な更新: 新しいタグの追加や既存タグの変更が容易になる。
  • 複数サイト対応: 複数のWebサイトに対応する場合でも、コンテナを分けて管理できる。

コンテナの作成方法

  1. GTMダッシュボードにログインし、新しいアカウントを作成します。
  2. 「コンテナを作成」をクリックします。
  3. コンテナ名を入力します。通常はWebサイトの名前を使用します。
  4. 使用場所を選択します。例えば、Webサイトなら「ウェブ」を選択します。
  5. 「作成」をクリックすると、コンテナコードが表示されます。このコードをWebサイトに設置する必要があります。

コンテナコードの設置方法

  • headタグの直後とbodyタグの直後に、それぞれコンテナコードを貼り付けます。
<!-- Google Tag Manager -->
<script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start':
new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0],
j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l;j.async=true;j.src=
'https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f);
})(window,document,'script','dataLayer','GTM-XXXX');</script>
<!-- End Google Tag Manager -->

コンテナのバージョン管理とは?

コンテナのバージョン管理とは、GTMで設定したタグやトリガーの変更履歴を管理し、過去のバージョンに戻したり、特定のバージョンを再利用したりする機能のことです。
これにより、設定ミスや誤った変更があった場合でも、簡単に修正できます。

バージョン管理のメリット

  • 変更履歴の保存: いつ誰がどのような変更を行ったかを確認できる。
  • 簡単なロールバック: 問題が発生した場合、過去のバージョンに簡単に戻せる。
  • 安定した運用: 設定の安定性を確保し、誤った変更による影響を最小限に抑えられる。

バージョン管理の実際の手順

1. 新しいバージョンの作成

  1. GTMダッシュボードで「送信」ボタンをクリックします。
  2. 「バージョン名」と「バージョンの説明」を入力します。例えば、「2024年6月の更新」といった具体的な内容を記入します。
  3. 「公開」をクリックすると、新しいバージョンが作成され、現在の設定が保存されます。

2. 過去のバージョンに戻す

問題が発生した場合や過去の設定に戻したい場合は、以下の手順で過去のバージョンに戻すことができます。

  1. GTMダッシュボードで「バージョン」タブをクリックします。
  2. 一覧から戻したいバージョンを選択します。
  3. 「このバージョンを公開」をクリックします。これにより、選択したバージョンが現在の設定として適用されます。

バージョン管理のポイント

  • 定期的なバージョン作成
    重要な変更を行うたびに新しいバージョンを作成し、常に最新の変更を記録します。
  • バージョンの確認
    バージョンを公開する前にプレビューモードを使用して、タグが正しく動作するか確認します。
  • 詳細な説明を記入
    バージョン名と説明を詳細に記入することで、後で見返したときに変更内容がわかりやすくなります。

バージョン管理のフローチャート

手順内容ポイント
1新しいバージョンの作成重要な変更を行うたびにバージョンを作成
2バージョン名と説明を入力変更内容がわかりやすいように詳細に記入
3バージョンの公開変更を保存し、新しい設定を適用
4過去のバージョンに戻す問題が発生した場合、過去のバージョンに簡単に戻せる

コンテナの設定とバージョン管理を正しく行うことで、Webサイトのタグ管理が効率化され、変更のリスクを最小限に抑えられます。これにより、Webサイトの運用がスムーズになり、データ収集やマーケティング施策がより効果的に行えるようになります。

プレビュー機能を使ったタグの確認方法

OKサイン

プレビュー機能の使い方

プレビュー機能とは、Googleタグマネージャー(GTM)で設定したタグが正しく動作するかどうかを事前に確認するためのツールです。
この機能を使用することで、タグの設定ミスや動作不良を事前に発見し、修正することができます。

プレビューモードを有効にする手順

  1. GTMダッシュボードにログインします。
  2. 上部の「プレビュー」ボタンをクリックします。
  3. プレビューモードが有効になります。この状態で、自分のWebサイトにアクセスすると、プレビューモードの画面が表示されます。

プレビューモードが有効になると、サイトの下部にデバッグパネルが表示され、どのタグが発動したか、どのトリガーが動作したかを確認できます。

タグ確認の具体例

具体的にタグを確認する方法について説明します。ここでは、Googleアナリティクスのタグを例にとって説明します。

Googleアナリティクスのタグ確認方法

  1. プレビューモードを有効にする
    GTMダッシュボードで「プレビュー」ボタンをクリックし、プレビューモードを有効にします。
  2. Webサイトにアクセスする
    プレビューモードが有効になった状態で、自分のWebサイトにアクセスします。サイトの下部にデバッグパネルが表示されます。
  3. デバッグパネルの確認
    デバッグパネルには、以下の情報が表示されます。
  • Summary: ページ全体の情報を表示。
  • Tags: 発動したタグと発動していないタグのリストを表示。
  • Variables: ページ上の変数の状態を表示。
  • Data Layer: データレイヤーに送信されたデータを表示。
  1. タグの発動確認
    デバッグパネルの「Tags」タブで、Googleアナリティクスのタグが正しく発動しているか確認します。タグ名の横に「Fired」と表示されていれば、タグが正しく発動しています。

例: タグ確認のチェックリスト

  • ページが読み込まれた際にGoogleアナリティクスのタグが発動しているか。
  • 特定のボタンがクリックされた際にイベントタグが発動しているか。
  • フォームが送信された際にコンバージョンタグが発動しているか。

プレビュー時の注意点

プレビューモードを使用する際には、いくつかの注意点があります。これらを守ることで、正確なタグの確認が行えます。

1. キャッシュのクリア

プレビューモードを有効にした後、ブラウザのキャッシュが原因で最新のタグ設定が反映されないことがあります。
これを防ぐために、ブラウザのキャッシュをクリアすることをお勧めします。

キャッシュクリアの手順

  • Chrome: メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧履歴データの削除
  • Firefox: メニュー > 設定 > プライバシーとセキュリティ > クッキーとサイトデータ > データを消去

2. プレビューモードのデバッグパネルが表示されない場合

プレビューモードを有効にしてもデバッグパネルが表示されない場合、以下の点を確認します。

  • ブラウザの拡張機能: 一部のブラウザ拡張機能がデバッグパネルの表示を妨げることがあります。拡張機能を無効にして再試行します。
  • サイトのキャッシュ: Webサイト自体がキャッシュを強く使用している場合、最新のタグ設定が反映されないことがあります。サーバーキャッシュのクリアを行います。

3. プレビューモードの終了

プレビューモードを終了する際には、GTMダッシュボードで「プレビューモードを終了」ボタンをクリックします。これにより、通常の閲覧状態に戻ります。

プレビュー機能を使ってタグの確認を行うことで、設定ミスを防ぎ、正確なデータ収集や広告の効果測定が可能になります。しっかりと確認を行い、Webサイトのパフォーマンスを向上させましょう。

トラブルシューティング:よくある問題とその解決方法

よくあるトラブルの紹介

Googleタグマネージャー(GTM)を使用していると、さまざまなトラブルが発生することがあります。
以下は、よくあるトラブルの紹介です。

  • タグが発動しない
    タグを設定したのに、Webサイト上でタグが発動しない場合があります。
  • データが二重に計測される
    同じイベントが複数回カウントされることがあります。
  • デバッグパネルが表示されない
    プレビューモードを有効にしても、デバッグパネルが表示されない場合があります。
  • トリガーが正しく機能しない
    特定の条件でタグが発動しない、または誤った条件で発動することがあります。

問題解決の手順と対策

これらの問題に対する解決方法を以下に説明します。

タグが発動しない場合

原因と対策

  • 原因: タグの設定ミス、トリガーの条件設定ミス、コードの設置ミスなどが考えられます。
  • 対策:
  1. タグの設定確認: GTMダッシュボードでタグの設定内容を再確認します。特に、トラッキングIDや変数の設定が正しいか確認します。
  2. トリガーの設定確認: トリガーの条件設定が正しいか確認します。特定のページやイベントに対して適切に設定されているか確認します。
  3. コードの設置確認: Webサイトの<head>タグと<body>タグの直後にコンテナコードが正しく設置されているか確認します。

データが二重に計測される場合

原因と対策

  • 原因: 同じタグが複数回発動している可能性があります。タグやトリガーの設定が重複していることが原因です。
  • 対策:
  1. タグの重複チェック: 同じタグが複数設定されていないか確認します。
  2. トリガーの重複チェック: 同じトリガーが複数のタグに対して設定されていないか確認します。
  3. デバッグパネルの確認: プレビューモードを使用して、タグの発動状況を確認します。

デバッグパネルが表示されない場合

原因と対策

  • 原因: ブラウザの設定や拡張機能、キャッシュが原因で表示されないことがあります。
  • 対策:
  1. ブラウザのキャッシュクリア: ブラウザのキャッシュをクリアして最新の設定を反映させます。
  2. 拡張機能の無効化: ブラウザの拡張機能がデバッグパネルの表示を妨げている場合があります。拡張機能を一時的に無効にして再試行します。
  3. 別のブラウザの使用: 他のブラウザを使用してプレビューモードを確認します。

トリガーが正しく機能しない場合

原因と対策

  • 原因: トリガーの設定ミスや条件設定の不備が原因で、タグが正しく発動しないことがあります。
  • 対策:
  1. トリガーの条件確認: トリガーの条件設定が適切か確認します。特定のURLやイベントに対して正しく設定されているか確認します。
  2. プレビューモードの使用: プレビューモードを使用して、トリガーの発動状況を確認します。
  3. トリガーの再設定: 必要に応じてトリガーの条件を再設定します。

トラブル防止のポイント

トラブルを未然に防ぐためには、以下のポイントに注意することが重要です。

1. 定期的な設定確認

  • 定期的にGTMの設定を確認し、タグやトリガーが正しく設定されているかチェックします。
  • 特に、Webサイトの更新や変更後には必ず確認します。

2. プレビューモードの活用

  • タグやトリガーを設定した後、必ずプレビューモードを使用して動作確認を行います。
  • プレビューモードを使用することで、設定ミスや動作不良を事前に発見できます。

3. デバッグツールの使用

  • GTMのデバッグツールやブラウザのデベロッパーツールを使用して、タグの発動状況やエラーメッセージを確認します。
  • これにより、問題の原因を迅速に特定できます。

4. バージョン管理の徹底

  • 重要な変更を行う前に、必ず新しいバージョンを作成し、変更履歴を保存します。
  • バージョン管理を徹底することで、問題が発生した場合でも過去のバージョンに簡単に戻すことができます。

これらのポイントを守ることで、GTMのトラブルを未然に防ぎ、Webサイトのタグ管理をスムーズに行うことができます。しっかりと対策を講じて、Webサイトのパフォーマンスを向上させましょう。

Googleタグマネージャー(GTM)でカスタムイベントを設定する方法については下記で詳しく紹介しています。

まとめ

Googleタグマネージャー(GTM)は、タグの管理を簡単にするツールです。
タグとは、Webサイトで特定の機能を実行するための小さなコードのことで、これを使うことで、訪問者の行動を追跡したり、広告の効果を測定したりできます。GTMを使うと、タグの追加や変更が簡単になり、コードの知識がなくても管理ができます。

まず、GTMアカウントを作成し、コンテナコードをWebサイトに設置します。タグの追加やトリガーの設定も簡単で、プレビューモードを使ってタグの動作を確認することができます。これにより、設定ミスを事前に防げます。

トラブルが発生した場合でも、よくある問題とその解決方法を知っていれば、迅速に対処できます。例えば、タグが発動しない場合やデータが二重に計測される場合など、原因を特定して適切に修正する方法を学ぶことができます。

最後に、定期的な設定確認やプレビューモードの活用、デバッグツールの使用、バージョン管理の徹底などのポイントを押さえておくことで、トラブルを未然に防ぎ、Webサイトのパフォーマンスを向上させることができます。これらを実践して、効果的にGTMを活用しましょう。

この記事を書いた人
株式会社トモシビ 石本憲貴
株式会社トモシビ 石本憲貴

WACA認定 ウェブ解析士マスター / AJSA認定 SEOコンサルタント
デジタル庁 デジタル推進委員
京都医健専門学校 スポーツマネジメントテクノロジー科 非常勤講師
大阪リゾート&スポーツ専門学校 スポーツITトレーナー科 非常勤講師

1987年生まれ。関西大学法学部法律学科卒業。
大学在学中、独学でWEBサイト制作 / プログラミング / WEBマーケティングを学ぶ。
大学卒業後、成果を上げる事に徹底的にこだわった「WEBコンサルティング会社」を設立
2020年に「株式会社トモシビ」を設立。『「勝てるWEB戦略」をモットーにしたコンサルティング業』として、アクセス解析/SEO対策/ウェブサイト・LP制作/広告運用など、これまでで240社以上の支援実績。現場の最前線で実作業もこなす現役プレーヤーとして活躍中。
WEBマーケティング、Google Analytics の活用法を教える企業研修・セミナーなどの『講師活動』をこれまで250回以上実施。

【著書一覧】
1. ウェブ解析スペシャリストが教える! 稼ぐサイトをつくる「7つの秘訣」(セルバ出版)
2. 現場で使える Googleタグマネージャー実践入門(マイナビ出版)
3. 1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本(インプレス社)
4. Googleデータポータルによるレポート作成の教科書(マイナビ出版)
5. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(31)(Kindle)
6. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(37)(Kindle)
7. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(51)(Kindle)
8. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(57)(Kindle)

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