Googleサーチコンソールでインデックス削除する方法を解説

タイトル画像

Googleサーチコンソールは、Webサイトの管理やSEO対策に役立つ無料の分析ツールです。
このツールにサイトを登録しておくことで、Google検索結果に自分のページがどのように表示されているのかを確認できます。
さらに、html形式のページが正しくクロールされているか、リンクの状態やクローラーによる巡回の有無、キャッシュの反映状況まで把握することができます。

特に、古いページや不要なページを検索結果から削除する方法を理解しておくことはとても重要です。
削除の際は一時的な非表示リクエストや完全なインデックス削除など、ケースに応じた対応が求められます。
Googleだけでなくbingなどのsearchエンジンでも同様の仕組みがあり、複数のサーバー環境での対応が必要になることもあります。

このガイドでは、Web初心者の方でも理解しやすいように専門用語をできるだけ使わずに説明しています。
ホームページ運営において該当するページを適切に管理することは、検索結果に上位表示されるための第一歩ですので、ぜひ参考にしてください。

インデックス削除の重要性と効果

インデックス削除が必要な理由

不要なページや古い情報がインデックスされたまま残っていると、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。
特にGoogleのクローラーはページを自動で巡回し、キャッシュに保存した情報をもとに検索結果を生成します。
そのため、該当しない情報や誤った内容がインデックスされ続けると、ユーザーにも検索エンジンにもマイナスの影響を与えてしまいます。

以下のようなケースでは、インデックス削除が必要です。

  • 古い情報:過去のキャンペーンページや期限切れの情報が残っている。
  • 重複コンテンツ:同じ内容のページが複数存在する場合。
  • 誤った情報:誤った情報がインデックスされている場合。
  • プライバシーの問題:個人情報が含まれるページ。
  • エラー表示:404エラーやリダイレクト設定の不備により不要なページが検索結果に出てしまう場合。

インデックス削除の効果

インデックス削除を適切に行うことで、サイトの評価を高め、ユーザーにとって価値のある情報を提供することができます。
Googleは検索結果の品質を高めるために、完全に削除されたページや一時的に非表示にされたページをどのように扱うかを明示的にポリシー化しており、適切な管理が求められます。

  • サイトの評価向上
    古いページや不要なページを削除することで、検索エンジンがサイト全体を効率的に評価します。
    その結果、重要なページが正しく正規化され、検索結果の上位に表示されやすくなります。
    また、スニペットに表示される情報も最新の内容になりやすく、クリック率の改善につながります。
  • ユーザーエクスペリエンスの向上
    不要なページを削除することで、ユーザーが必要な情報にすばやくアクセスできるようになります。
    これにより、直帰率の低下や閲覧時間の増加など、ユーザーエクスペリエンス全体の改善が期待できます。

インデックス削除の注意点

インデックス削除を行う際には、いくつかの注意点があります。
誤った削除はサイト全体の評価に悪影響を与えるため、以下の点に気をつけましょう。

  • 慎重なURL選定
    削除するURLを間違えると、公開しておくべき重要なページが検索結果から消去されてしまう原因になります。
  • 削除リクエストの確認
    リクエストが有効に処理されているかを定期的にGoogleサーチコンソールでチェックします。
    処理が一時的に保留になることもあるため、経過を必ず確認しましょう。
  • サイトマップの更新
    インデックス削除後はサイトマップを更新し、Googleに最新のサイト構成を伝えます。
    検索エンジンに余計なURLが残らないように管理することが重要です。

インデックス削除を適切に行うことで、検索結果に異なる不要ページが表示されるのを防ぎ、ユーザーにも検索エンジンにも信頼されるサイト運営が可能になります。

Googleサーチコンソールでの削除申請方法

1.削除申請の準備

削除申請を行う前には、いくつかの準備が必要です。
適切に進めるために、以下の流れに従って準備を整えましょう。

  1. ログイン情報の確認
    GoogleサーチコンソールにログインするためのGoogleアカウント情報を確認します。アカウントが正しく登録され、対象のプロパティ(サイト)に完全に関連付けられているかを確認してください。サイトの所有者であることが承認されていない場合は、削除リクエストを送信できないため注意が必要です。
  2. 削除するURLのリストアップ
    削除したいページのURLを正確にリストアップします。URLの表記ゆれや不要なパラメータが含まれていないかを特定し、誤ったURLを送信しないようにしてください。
  3. サイトマップの更新
    サイトマップを最新の状態に更新してGoogleに提出します。削除対象のURLがまだサイトマップ内に残っていないかをチェックし、必要に応じて修正します。

2.削除申請の手順

削除申請はGoogleサーチコンソールの「削除ツール」から行います。
処理の途中でキャンセルすることも可能ですが、間違った削除リクエストを送ると検索結果から必要なページが消えてしまうため、送信前に必ず確認してください。

  1. プロパティの選択
    Googleサーチコンソールにアクセスし、Googleアカウントでログイン後、削除申請を行うサイト(プロパティ)を選択します。consoleのダッシュボードに表示されるサイト一覧から該当するものをクリックします。
  2. 削除ツールの利用
    左側のメニューから「削除」を選びます。「新しいリクエスト」をクリックして、削除したいURLを指定します。
  3. URLの入力と送信
    削除対象のURLを正確に入力します。ここで一時的な非表示にするのか、完全に削除するのかを選択する必要があります。選択後に「次へ」をクリックし、確認画面で内容を再度確認したうえで「送信」をクリックします。

3.削除申請後の確認方法

削除申請を送信した後も、定期的に確認を行うことが重要です。
申請が有効に処理されているかを必ずチェックしましょう。

  1. 削除リクエストのステータス確認
    Googleサーチコンソールのダッシュボードで「削除」を選び、送信済みのリクエスト一覧を表示します。ステータスが「一時」なのか「完了」なのかを確認してください。
  2. エラーチェック
    リクエストが「エラー」と表示されている場合、詳細を確認します。原因に応じて再リクエストを行うか、URLを修正して再送信してください。
  3. 完了リクエストの確認
    リクエストが「完了」と表示されている場合、そのURLは検索結果から削除されています。キャッシュが残っている場合もあるため、数日経過後に再度確認しましょう。

削除リクエストを適切に管理することで不要なページが検索結果から消去され、サイト全体の品質を高めることができます。

削除が完了するまでの時間

削除リクエストを送信してからGoogleが処理を完了するまでには、一定の時間が必要です。
通常は数日から数週間ほどかかります。
サイトの規模やGoogle側の処理状況によって変わるため、間をあけて複数回確認することをおすすめします。

再インデックスの防止

削除が完了した後も、削除対象ページが再びインデックスに登録されないようにするための対策が重要です。

  • robots.txtファイルでクロールを禁止する
  • ページにnoindexメタタグを追加する
  • サイトマップから削除済みページのURLを除外する
  • 必要に応じて公開範囲を制限し、閲覧者がアクセスできないようパスワード保護を行う

トラブルシューティング

削除リクエストを送信しても、必ずしもスムーズに処理されるとは限りません。
以下に発生しやすいトラブルとその原因・対処法をまとめました。

トラブル1:削除リクエストが失敗する

対処法:

  1. エラーメッセージの確認
    サーチコンソールの「削除」セクションで表示されるエラーを確認します。該当エラーの種類により、対処法が異なります。
  2. URLの再確認
    指定したURLが正確かどうかを再度確認します。末尾の「/」の有無など些細な違いが原因となるケースもあります。
  3. 再試行
    問題を修正した後、リクエストを再送信します。誤って完全削除を選択していないかも注意してください。

トラブル2:削除リクエストが保留中のまま進まない

対処法:

  1. ステータスの確認
    ステータスが「保留中」の場合は処理に時間がかかっている可能性があります。数日〜数週間の間、経過を観察してください。
  2. サポートに問い合わせ
    長期間動きがない場合は、Googleのサポートに報告し、状況を確認するのが有効です。

トラブル3:ページが再インデックスされる

対処法:

  1. robots.txtの設定
    該当ページをクロール対象から外します。
  2. noindexタグの追加
    公開中であっても検索結果に表示させたくない場合、noindexを指定することで防げます。
  3. サイトマップの更
    削除済みのURLを完全に除外し、最新の状態でGoogleに提出します。これにより異なる不要ページが再びインデックスされる影響を防ぎます。

サポートを利用する方法

削除リクエストが正しく処理されない場合は、Googleの公式サポートを活用しましょう。
ポリシー違反に関わる内容などは個別対応が必要になることもあります。

サポートにアクセスする方法

  • Googleサーチコンソールヘルプセンター
    よくある質問や具体的な解説があり、まずはここを参照します。
  • Googleフォーラム
    他のサイト運営者や専門家からアドバイスを受けられます。異なるケースを比較することで参考になります。
  • 直接問い合わせ
    サポートページから詳細な説明やスクリーンショットを添付して報告できます。情報をできるだけ完全に伝えることで迅速な対応が期待できます。

これらの方法を組み合わせることで、削除リクエストのトラブルを最小限に抑え、安定したサイト運営につなげることができます。

まとめ

Googleサーチコンソールは、ウェブサイトの管理やSEO対策に欠かせない無料ツールです。
サイトを正しく登録しておくことで、Google検索における表示状況だけでなく、リンクの状態やインデックスに関する詳細な情報を把握できます。
不要なページを検索結果から削除する方法を理解し、適切に活用することで、サイト全体の品質を高めることが可能です。

本文ではまず、インデックス削除の重要性と効果について解説しました。
インデックスとはGoogleがウェブページをデータベースに保存する仕組みであり、不要なページや古い情報が残っているとサイト全体の評価が下がる原因になります。
こうしたページは完全に削除するか、一時的に非表示にするかを指定して対応しましょう。

また、トラブルが発生した場合には、Googleサーチコンソールの削除ツールでエラーメッセージを確認し、必要に応じて再申請を行うなどの対処が有効です。
状況によってはbingなど他のsearchエンジンでも同様の管理が必要になるため、違いを理解しておくことも重要です。
さらに、公開中の画像や動画ページであっても、該当ページをインデックスさせない設定を行うことで不要な露出を防げます。

検索エンジンは品質評価を厳格化しており、誤った削除は思わぬ影響を及ぼす可能性があります。
そのため注意深く管理し、定期的に概要レポートを確認しておくことが推奨されます。

Googleサーチコンソールを継続的に活用することで、ウェブサイトのパフォーマンスを長期的に向上させ、閲覧者にとって役立つ情報を提供できる環境を維持しましょう。

Googleサーチコンソールで表示回数を増やす方法については下記で詳しく紹介しています。

この記事を書いた人
株式会社トモシビ 石本憲貴
株式会社トモシビ 石本憲貴

WACA認定 ウェブ解析士マスター / AJSA認定 SEOコンサルタント
デジタル庁 デジタル推進委員
京都医健専門学校 スポーツマネジメントテクノロジー科 非常勤講師
大阪リゾート&スポーツ専門学校 スポーツITトレーナー科 非常勤講師

1987年生まれ。関西大学法学部法律学科卒業。
大学在学中、独学でWEBサイト制作 / プログラミング / WEBマーケティングを学ぶ。
大学卒業後、成果を上げる事に徹底的にこだわった「WEBコンサルティング会社」を設立
2020年に「株式会社トモシビ」を設立。『「勝てるWEB戦略」をモットーにしたコンサルティング業』として、アクセス解析/SEO対策/ウェブサイト・LP制作/広告運用など、これまでで240社以上の支援実績。現場の最前線で実作業もこなす現役プレーヤーとして活躍中。
WEBマーケティング、Google Analytics の活用法を教える企業研修・セミナーなどの『講師活動』をこれまで250回以上実施。

【著書一覧】
1. ウェブ解析スペシャリストが教える! 稼ぐサイトをつくる「7つの秘訣」(セルバ出版)
2. 現場で使える Googleタグマネージャー実践入門(マイナビ出版)
3. 1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本(インプレス社)
4. Googleデータポータルによるレポート作成の教科書(マイナビ出版)
5. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(31)(Kindle)
6. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(37)(Kindle)
7. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(51)(Kindle)
8. 自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(57)(Kindle)

この著者の記事一覧