コンテンツを作ったらクローラーを呼び込むことを忘れずに
コンテンツを新たに作った時や更新した時、その情報をクローラーに速やかに伝えるクセをつけるようにしましょう。
更新した記事は検索エンジンのクローラーにサイトを訪問してもらい、情報をアップデートしてもらわない限りは、検索結果に反映されることはありません。
クローラーはネットワーク上を巡回しているロボットであり、主にリンクを辿りながらあらゆるサイトを巡り、その都度サイト情報を収集してGoogleのデータセンターに持ち帰り、保管しています。
多くの被リンクを獲得している「規模の大きなサイト」は比較的頻繁にクローラーが訪問してきますが、作り立てのサイトや小規模サイトはクローラーが巡回して来る頻度が少なくなります。
待っていればいずれは訪問してくれるクローラーですが、速やかに呼び込んでコンテンツの情報をインデックス、検索結果に表示させることがとても大切です。
クローラーの訪問が遅れたらどうなる?
作成したコンテンツ自体はページ上に反映されているため自分で確認することができますが、インデックス登録されるまではGoogleはコンテンツの存在を知らない事になります。
作成したコンテンツを他者にコピーや盗作されてしまい、コピーした他社のコンテンツが先にインデックス登録されてしまった場合は、後に自分の記事にクローラーが回ってきた際に「これはコピーコンテンツだ」と判断されてしまいます。
コピーコンテンツ扱いされるとSEOで不利な扱いを受け、サイト全体の検索順位にも影響を受ける可能性が非常に高まります。
つまり、作成したコンテンツは速やかにGoogleのクローラーに情報を伝えなければ様々なリスクが発生してしまうという事です。
ここでは、更新した記事を最速で検索結果に反映するためにクローラーを呼び込む2つの方法を紹介します。
クローラーを呼び込む方法①「プラグイン」
WordPressでサイトを運用している場合は「push pressプラグイン」をインストールする事で、クローラーを瞬時に呼び込む事ができます。
- WordPress管理画面の左メニュー「プラグイン」⇒「新規追加」をクリックします。
[図表212]
- 検索窓に「PushPress」と入力するとプラグインが表示されます。PushPressプラグインの「今すぐインストールボタン」を押します。
[図表213] - インストール完了後「有効化」ボタンを押せば完了です。
[図表214]
以上で作業は完了です。
PushPressは特に設定は不要のため、インストールして有効化するだけでクローラーを呼び込むことができるようになります。
クローラーを呼び込む方法②Google Search Console
サーチコンソールの管理画面よりクローラーを呼び込む事ができます。
- Google Search Console にログイン
- 左メニュー「URL検査」をクリックします。
[図表215]
- 上部検索窓に更新を通知したいURLを入力します。
[図表216]
- ページを変更しましたか?の横「インデックス登録をリクエスト」をクリック
[図表217] - リクエスト後インデックスに登録可能かを検証するダイアログが表示されます。
[図表218] - 「インデックス登録をリクエスト済み」になれば作業完了です。
[図表219]
注意点として、インデックスは必ずしも登録されるとは限りません。
また、Google Search Console のインデックス登録は時間がかかることもあります。大抵の場合は数分でインデックス登録がおこなわれるのですが、長い時は数時間や数日かかる場合もあります。
これは時間が解決しますので、同一ページを何度も「インデックス登録」をおこないすぎないようにしましょう。