実績/ケーススタディ① - 大阪のWebマーケティング会社

英会話教室の
デジタルマーケティング
施策事例

新規入塾生を獲得するための
オンラインレッスンの導入

結果の概要

50%

新規入塾者数

7.3倍

オンラインレッスンへの登録者数

70%

オンライン体験レッスン後の入塾率

課題

地元で評判の良い英会話教室は、子供から大人までさまざまな年代の生徒に英語教育を提供してきました。しかし近年、オンラインで受講できる教育サービスの台頭や大手英会話スクールとの競争激化により、新規入塾者の獲得が難しくなっていました。
特に、若年層やビジネスマンなど、時間的に融通が効きにくいに方がいつでも在宅で授業を受けることがを希望し、通わずにオンラインで学習の機会を求めている傾向が強まっています。

英会話教室はベテラン講師陣とアットホームな雰囲気が強みでしたが、これらの強みをオンラインで効果的にアピールする手段が不足しており、地域密着型の教室から広範な潜在顧客を獲得する方法を模索していました。
加えて、新型コロナウイルスの影響で対面での教室運営にも支障が生じたため、オンライン授業を含むデジタル技術を用いた新たな学習環境の構築で、新規生徒の獲得が急務となっていました。

解決策/戦略

英会話教室の新規生徒を増やすためのデジタル戦略を以下の通り策定しました。

実施施策

アクセス解析

コンテンツ改善

SNS運用

Web広告

アクセス解析

ユーザーニーズの確認
「英会話教室」のキーワードで検索すると、検索候補に「オンライン」が付随することから在宅受講のニーズが高まっていることがわかります。実際にサイトに設置されていた検索窓のデータ、検索流入時のキーワードを確認すると「オンライン」の言葉で検索されている事が多いことが数値上でも確認できたため、当教室の入塾を検討している層を動かすためにはオンラインレッスンの導入が急務であることが判明しました。

コンテンツ改善

オンラインレッスンの導入
学習者が自宅からでも英会話レッスンを受けられるよう、オンラインレッスンのプログラムを開始しました。Zoomを利用して対面形式のレッスンと同等の質を提供できるよう、Zoomの使い方からマニュアルの配布、機材の選定と配信環境を整えました。オンラインレッスン専用のコースも設け、時間や場所に制約のある方にも柔軟に対応できるようにしました。

体験レッスンのオンライン化
いきなり入塾を希望する方は少なく、まずは体験から雰囲気を知りたいというニーズが確認できたため、無料のオンライン体験レッスンの提供を開始しました。これにより、入塾を検討しているが決めかねている方が気軽に教室の雰囲気やレッスンの質を体験できるようになりました。体験レッスンの予約はオンラインで簡単に行えるシステムを導入し、ユーザーも運営側も簡単に管理できるよう利便性を高めました。

SNS運用

SNS活用を開始
Instagram、Facebook、X（旧Twitter）で英会話教室のアカウントを持っていましたが、投稿自体がほとんどない状態でした。そこで、まずはレッスンの様子を撮影して投稿することからはじめ、講師紹介、学習者の声など、教室の魅力を定期的に発信しました。投稿のネタがないことが課題であったため、英語学習に役立つミニレッスンや英会話のコツを日々投稿する仕組みを作ることで、フォロワー数も540%増加し、サイトへのアクセス数が大幅に増加しました。

Web広告

Web広告の配信で認知度を拡大
Google広告とYahoo!広告、Instagram広告を活用し、オンラインレッスンや体験レッスンの認知度を高めるためにバナー広告の配信を実施しました。サイトのアクセス解析データよりターゲットとなる方の興味を探り、そのユーザーが思わずクリックしたくなるクリエイティブを作成して広告を展開したことで、認知度が高まり教室のアピールに成功しました。

結果

これらのデジタル戦略の実施後、新規入塾者数は前年比で40%増加し、特にオンラインレッスンの入塾者が全体の半数を占める割合まで増えました。SNS活用は新規入塾者のみならず、既存の生徒とのコミュニケーションツールとしての役割も担い、教室のオンラインコミュニティの拡大に繋がりました。また、オンライン体験レッスンを受講した人のうち７割が入塾の申し込みに至る結果となり、現在は対面とオンラインのハイブリッド形式の授業を展開するまで拡大しています。